上棟後の金物チェックガイド:建築の安全性を確保するためのポイント
こんにちは。WAKOの安江です。
木造住宅では、構造体を支えるため金物が取り付けられています。
上棟後の金物チェックでは、金物が正しい位置に入っているか、ビスでしっかりと留められているかなどを確認します。
こちらはホールダウン金物です。
地震の時に柱が土台から引き抜けてしまうことを防ぐ金物です。
柱が浮き上がる可能性のある場所に入れ、土台と柱をしっかりと緊結しています。
こちらは筋交いプレートです。
筋交いとは建物の耐震性を高めるために取り付けられる斜め方向の部材です。
筋交いと柱を緊結するため、柱の上部分である柱頭に取り付けられています。
こちらはL型金物の一つです。
柱と横架材を緊結するため、柱の下部分である柱脚のコーナー部分に取り付けられています。
建物の強度を高めるために重要な部品となります。
これら以外にも多くの金物が取り付けられており、金物を入れる場所は、構造計算により導き出しています。
建物の安心・安全を守るためにとても重要なチェックなので、今後も一つ一つ丁寧にチェックしていきます!
上棟後チェックを終えた後は、中間検査へと移ります!
最後まで読んでいただきありがとうございました♪