建売住宅の品質保証:金物検査と社内検査の詳細

公開日:2021/06/20(日) 更新日:2024/10/21(月) 現場レポート

こんにちは、WAKOの滝です。

先日、建売住宅の上棟が無事完了しました。

柱や梁、小屋組みが出来上がりましたので、現在は構造部分を第三者機関がチェックする中間検査に備え、各種金物の取付け等を行っています。

柱頭金物 筋かいプレート

筋交いを固定しているプレートや、柱と梁を補強する金具、梁を固定するボルト等が上の写真には写っています。

これらの金物は、建物が設計された強度を発揮するためにとても重要な部材です。

設計段階において何の金物をどこに、どれだけ取付けるのか入念に検討されているため、工事現場でも設計通りに施工出来ているかしっかり検査しています。

短冊金物

こちらは、梁の継手等を補強する短冊金物です。

スリムコーナー

こちらは、要求される引き抜き強度が比較的小さい柱頭・柱脚(柱の両端)を補強する金物です。

上記2つの金物、形が違うことはもちろん、ビスの色も違います。

金物は固定方法やビスの種類が各メーカーごとに決められており、ビスは種類により色分けされていたりします。

住宅にはこれら何種類もの金物が、たくさん取り付けられていますが、弊社の社内検査ではこれらの金物を1つずつ、ビス1本1本まで、全て丁寧にチェックしています。

全景

雨が多く蒸し暑い時期になってきましたが、熱中症に注意しつつ職人さんと一緒にこれからも引き続き頑張っていきます。

皆さまも、熱中症には十分ご注意ください!

 

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